(5,6日目)ザンクト・ウォルフガング [オーストリア旅行(2007年7月)]
ザンクト・ウォルフガングは湖畔のこじんまりとした美しい町です。
ペンションの窓より。
ホテル・イム・ヴァイセン・レッスルはオペレッタ「白馬亭にて」の舞台として有名だそうです。
今まで観たことはありませんが。
町の中心部にあり、蔦と花で壁面が飾られた美しい建物でした。
巡礼教会として知られている教区教会。
そして夕食。
ペンションの主人においしいよ、と勧められたガストホフで。
湖畔の町、ということで魚をオーダーしましたが、美味しかったです。
食後に散歩をしていると、音楽が聞こえてきたので行ってみると、協会前でコンサート。
たくさんの人たちが集まっていました。
一通りの演奏が終わると、マーチの音楽に乗って楽隊のみなさんは退場していくわけですが、聴衆のみなさんはとりあえず、あとに続いて一緒に行進します。
ひょっとしてもう一か所で演奏するかも、と期待を抱きましたが、狭い路地に消えてしまいました。
でも、いろんな国の人達と夜道を一緒に行進するのも楽しいものでした。
翌朝はペンションの中庭で朝食。
湖に面したテラスでいただきます。
湖を見ていると、すーっと力が抜けていきます。
この子たちはまだいるのかな。
次回は別の湖畔の町へ移動します。
(つづく)
スキーが好き [日常]
去年からスキーにはまりつつあります。
人生でスキーに初めて行ったのは、もう10年前のこと。
夕方から入っていたバイトが終わってから、仲間と出発して仮眠してから滑るという、まあ、ありがちなパターンで行ったのが始まりでした。
元々運動神経が良くないのもあり転けまくって、面白いと思う前に体中が痛くなって、すっかり嫌になってしまったのでした。
転けて起きあがるだけで体力を消耗しますからね。日帰りだったので、そのボロボロの状態で帰らないといけない、というのも、ありえな~いと思った訳でして。
もうスキーには行かない!とその時に堅く誓ったのでした。
さて、それから約10年が経ち、去年のこと。
生レバーの旨い焼き肉屋さんで肉をフッハフッハ、ビールをワッハッハーと飲んでいた時に、たまたまスキーに行こうという話が出てきました。もちろん、自分は2度と行かない!と誓った身なので、その話には積極的に関わらず、話を聞いているだけでした。
そして、もう一人、私と同じく、大昔にスキーに行って踏んだり蹴ったりだった人がいて(転けてる横を子供がシュ~~~~っと軽やかに滑っていった時に物悲しくなって、それが決定的だった、というところまで同じです)、二人で、スキーは行かない!と反対していたんです。
ところが、スキーだけじゃなくて、1泊してさあ~、温泉入ってさあ~、旨い酒飲んでさあ~、楽しいと思うけどなあ~。
という話になったとたんに日本人としての幸せセンサーが反応し始めて、焼肉とビールの勢いも手伝って、行きます!と意思表示をしたのでした。
行き先は、白樺リゾート、池の平ホテル。
1日目はスキーの上手い人にしっかり教えてもらって、10年前に行ったときのかすかな記憶を体が覚えていてくれたこともあって、転けつつも、緩やかな斜面ならなんとかコントロールできて楽しさを感じることができるようになりました。
さて、スキーはもちろん面白かったのですが、お楽しみはこれからです。
くたくたに疲れた状態で温泉へ。
温泉の湯に入ると、ガチガチに凝った筋肉、関節が溶けていくように心地良く湯の温かさに包まれます。
まー、何ともいえない程いい湯でした。これから帰らなくてもいい、というのが開放感をさらに高めてくれます。
さらに、湯浴み着を着ることで、洞窟風呂と露天風呂へも行くことができます。洞窟風呂にはジェットバスもあり、 スキーブーツに押し込められていた足裏に、このジェットがまた素晴らしくツボを押さえた状態で吹き出ていて、疲れは一気に吹っ飛びました。
そして、夕食はバイキングです。
ここのバイキングでは、目の前でいろんな料理を実演調理してもらえます。
お寿司コーナー。
「エンガワ下さーい」
目の前で網焼き。
天ぷらも揚げてくれますよ~。サクサクしてておいしかったぁ。
ナンも焼いてくれます。
楽しいバイキングです。
デザートもいただきましょう。
食後には、腹ごなしに卓球なんかもして、何とも正しい日本の旅館生活を送ったのでした。
そして、去年に引き続き今年も行ってきましたが、来年以降も定例会ということで行きたい場所です。
こちらは2週間前に行った野沢温泉スキー場。
いい天気にめぐまれ、素晴らしい雪質でした。
野沢温泉村はこじんまりとしていて、林間コースから山間に見える村はとても美しかったです。
温泉もよかったです。
外湯めぐりでも有名な温泉地ですが、ここの温泉は本当にいい湯で、体の芯までぽかぽかあたたまりました。
たま~にめちゃめちゃ熱い外湯もあって、1分も入っていられない所もありました。でも、短時間で体が本当に暖かくなるので不思議です。
スキーよし、温泉よし。
冬の楽しみが増えました。
(5日目)シャーフベルク登山鉄道 [オーストリア旅行(2007年7月)]
前回記事でパソコンデータがぶっ飛んだというお話をしましたが、相方の兄上のおかげ様で写真データの救出に成功しました。
昔の写真なんて、無くなってもいいやい!と強気に思っていても、まあ、そんなことを思うのは寂しさの裏返しでもあったわけで。
一度は無くなったはずの写真たちと再会できたのは、うれしいことであります。
と、いうわけで、めでたく?オーストリア旅行記再開です。
シャーフベルク山山頂まで登山列車に乗って。
サウンドオブミュージックの映画ではマリアが子供たちとピクニックに行く時に登場しました。