ドイツ、ニュルンベルク1日目からです。
目的地は隣国だったのですが、飛行機のチケットが取れなかったためどうしようか?と地図を見ていたところ、電車で数時間のところにありました、ニュルンベルク。
目的の国はビールの国ですが、ドイツだってもちろんビールの国。ちょうどクリスマスシーズンということで、クリスマスマーケットが有名なこの古都を訪れよう!と名案を思い付いてしまいました。
氷点下に冷え込んだ灰色の空の下、薪を燃やした煙が漂うニュルンベルクの空気は、寒い中にも何だか居心地の良いものでした。
暗くなってイルミネーションが煌めく頃、あちらもこちらも楽しい雰囲気がますます立ち込めてきます。
気温もどんどん下がってきますが、そんなときにホットワイン。いいですねえ。
こんな楽しみがあるドイツの方、厳しい冬だと思いますが、うらやましいです。
名物のニュルンベルクソーセージ。
たっぷりジャガイモに豚肉グリル。
ビールももちろん堪能しましたよお。
翌日、電車で移動した先でもクリスマスマーケット。
こちらのクリスマスマーケットは、そう、ビールの国チェコの首都、プラハです。
曲がり角を過ぎて、ライトアップされたゴシックの尖塔が目に飛び込んできた時の印象は今でも鮮烈に残っています。
重厚で、天高く伸びる尖塔。
この街はとても居心地のいい所かも!と予感が走った瞬間であり、実際にその後の期待を裏切らない素晴らしい街でした。
プラハ到着の初日は少しだけ散歩をするつもりでしたが、すっかり魅力に取り付かれてしまい、そのまま歩き続けました。
モルダウ沿いにライトアップされたドヴォルザークホール。
「プラハの春」音楽祭に再訪したいですね。
人の流れについて行くとカレル橋へ。
カレル橋から望むプラハ城。
プラハ、いい所です。
]]>
旅行の目的は2つ。
高校の時、海外のとある国から父の仕事の都合で日本に来ていたクラスメートに会いに行くこと。
そして、彼はビールのおいしい国の住人。
クリスマスモードの謎の旅人に見送られ、
ちょっと寄り道で、ビールのおいしい隣国へ入国。
城壁に囲まれたその街は、
職人さん達の街。
年末の寒空と、
水辺と調和する街並み、
そして、クリスマスマーケット。
芯まで冷えた体を暖めてくれるホットワイン。
クリスマスのお菓子に、
みんな大好きレゴブロック。
名物のソーセージも忘れずに、
ビールも飲んでわっはっはー。
やかましゅういうてやって参ります、その道中の陽気なお話でございます。
]]>
この旅行のテーマだった映画「サウンドオブミュージック」の景色を、既出の写真ではありますが、次回映画を観る時の防備録も兼ねてお話の流れに沿ってまとめてみました。
]]>
無料で日替わりで上演されるコンサートを楽しむことができます。
会場前では各国料理が食べられる出店で賑わっていました。
庁舎前に設置されたスクリーン前で上映を待ちます。
この日の演目はオペラ「トスカ」でした。
夜風に吹かれながら、音楽を楽しむことができました。
帰国日の朝、シュテファン大聖堂の塔へ登って、ウィーンの街とお別れの挨拶に。
大聖堂の近くでグラーシュを食べ、サウンドオブミュージック+飲み食いの旅は終わりました。
(おしまい)
]]>翌日は帰国ですが、見どころが多いウィーン、いくつかターゲットを絞らなければなりません。
まずは、シェーンブルン宮殿。
内部は撮影禁止です。
さすが、ハプスブルグ家の富の象徴だけあり、豪華絢爛な建物、装飾、家具の数々を見ることができ、優先して訪れてよかったです。
広々とした庭園を散歩して、優雅な空気をハプスブルグ家から勝手にいただいてきました。
ウィーンの中心へ戻り、楽友協会。
いつか黄金のホールでコンサートを聴いてみたいものです。
路面電車はタッタンタンとワルツのリズム。
郊外のベートーベンの散歩道へ。
ちょっと中心部から離れただけで葡萄畑の広がる自然豊かな場所です。
葡萄と言えば、ワイン。
到着日にザルツブルグ行きの電車でお会いした現地ガイドさんが、ベートーベンの散歩道のあたりのホイリゲがお薦めと教えてくださったので、もちろん寄ってきました。
ガイドさん曰く「浴びるほど飲めるわよ~」だそうです。
ここまで来たのは、明らかに「ベートーベン」<「酒」です。
自家製ワインが格安で楽しめます。
相方はソーダ割りで。
おつまみもワインに合う合う。
たっぷり浴びてきました。
(つづく)
]]>湖畔の美しい街並みを目に焼き付けました。
船に乗って。
ハルシュタット駅からウィーンまで電車移動です。
ウィーンに到着して、最初にシュテファン大聖堂へ。
大きくてカメラのファインダーに収まりません。
夜にもう一度訪れて、協会内のコンサートも楽しみました。
]]>小さい馬力のボートを選びました。
運転免許を持っていない相方はハンドルを握って運転気分を味わい、ご満悦でした。
ボートからは美しい街並みを思う存分ゆっくりと楽しめます。
おススメです。
宿のレストランで夕食。
食事中にレストラン前の広場でコンサートが始まりました。
湖畔の町で食べる魚は美味しいですねえ。
食後に外へ出るとちょうどコンサートは終わって、終了のパレードが始まりました。
パレードの後を付いて行くと、団員さん達はレストランへ直行(笑)
幸せだなあ。
私たちも幸せでした。
(つづく)
]]>ウォーキング、10kmマラソン、ハーフマラソン等、いろいろな種目をシーサイドビューのコースで健康的に楽しむことができる企画です。
特典の志摩スペイン村の無料入場チケットにもつられて、今回、初めて参加することにしました。
今回は10kmウォーキングにエントリーしました。
快晴の空の下、ゲートをくぐって出発です。
コースの途中では渡し船に乗って、島へも渡ります。
ウォーキングということで、参加者は年配のご夫婦が多かったです。
あと、小学生の子供を連れたファミリーもちらほらでした。
的矢牡蠣の産地、的矢湾。
大ぶりで、ぷりぷりでとってもミルキーな的矢牡蠣は大好物です。
小さい頃は牡蠣は大嫌いでしたが、この牡蠣フライを初めて食べて以来、毎年の冬の楽しみになってます。
島では浮きで作った案内人達があちらこちらに。
景色をゆっくり楽しみながら、3時間弱の時間、健康的な汗をかいてきました。
さて、本題。
無料チケットを利用してスペイン村へ入場しました。
ここを訪れるのは、高校の遠足以来です。
入場すると、ちょうどパレードの時間でした。
お腹も空いていたので、少しだけ見て、さらに本題へ。
以前に来た高校の遠足ではお昼ごはんがとても高くて、何を食べたかも覚えていないほど食費をケチって、試食で配られた魚のマリネを乗せたパンも生臭くて、スペインの料理ってまずーい、という勝手なイメージがその当時できてしまいました。
今回は、スペインの味再発見のため、スペイン小皿料理のレストランへ。
チョリソー、サーモンマリネ、イカフライのボカディージョ、スペインビール
パエリア、ジャガイモとタラのトマト煮、スペイン風オムレツ、サングリア(赤ワインのオレンジジュース割)
間違いなく、ウォーキングで消費した以上にカロリーを摂取していますが、ま、ウォーキングは口実です(笑)
これぞスペインのバル!という雰囲気ではないのでしょうけれど、いろいろな料理をおいしくいただくことができました。
いつかスペインで本場のバルに行ってみたいなあ。
園内ではチューリップが満開。
食後は園内を散策したり、お土産を買ったりしてゆったりと過ごしました。
来年は10kmマラソンにチャレンジして、運動後に1杯飲んで、園内の温泉に行こうかな。
むふふ。
]]>
山肌と湖岸の間で湖面にその姿を映して広がる村は、世界で一番美しい湖岸の村とも言われています。
マルクト広場沿いのガストホフに宿泊しました。
湖、周囲の山々も見渡せてなかなかいい感じです。
この町も花にあふれていました。
ハルシュタットでは韓国からの旅行者が特に多かった気がしますが、韓国ドラマの「春のワルツ」でロケ地になっていたことを帰国後に知りました。
付近の山では塩が産出され、塩坑ツアーも開催されています。
漕がなくても大丈夫な電動ボートがあったので乗ってみましょう。
(つづく)
]]>
ペンションの窓より。
ホテル・イム・ヴァイセン・レッスルはオペレッタ「白馬亭にて」の舞台として有名だそうです。
今まで観たことはありませんが。
町の中心部にあり、蔦と花で壁面が飾られた美しい建物でした。
巡礼教会として知られている教区教会。
そして夕食。
ペンションの主人においしいよ、と勧められたガストホフで。
湖畔の町、ということで魚をオーダーしましたが、美味しかったです。
食後に散歩をしていると、音楽が聞こえてきたので行ってみると、協会前でコンサート。
たくさんの人たちが集まっていました。
一通りの演奏が終わると、マーチの音楽に乗って楽隊のみなさんは退場していくわけですが、聴衆のみなさんはとりあえず、あとに続いて一緒に行進します。
ひょっとしてもう一か所で演奏するかも、と期待を抱きましたが、狭い路地に消えてしまいました。
でも、いろんな国の人達と夜道を一緒に行進するのも楽しいものでした。
翌朝はペンションの中庭で朝食。
湖に面したテラスでいただきます。
湖を見ていると、すーっと力が抜けていきます。
この子たちはまだいるのかな。
次回は別の湖畔の町へ移動します。
(つづく)
]]>人生でスキーに初めて行ったのは、もう10年前のこと。
夕方から入っていたバイトが終わってから、仲間と出発して仮眠してから滑るという、まあ、ありがちなパターンで行ったのが始まりでした。
元々運動神経が良くないのもあり転けまくって、面白いと思う前に体中が痛くなって、すっかり嫌になってしまったのでした。
転けて起きあがるだけで体力を消耗しますからね。日帰りだったので、そのボロボロの状態で帰らないといけない、というのも、ありえな~いと思った訳でして。
もうスキーには行かない!とその時に堅く誓ったのでした。
さて、それから約10年が経ち、去年のこと。
生レバーの旨い焼き肉屋さんで肉をフッハフッハ、ビールをワッハッハーと飲んでいた時に、たまたまスキーに行こうという話が出てきました。もちろん、自分は2度と行かない!と誓った身なので、その話には積極的に関わらず、話を聞いているだけでした。
そして、もう一人、私と同じく、大昔にスキーに行って踏んだり蹴ったりだった人がいて(転けてる横を子供がシュ~~~~っと軽やかに滑っていった時に物悲しくなって、それが決定的だった、というところまで同じです)、二人で、スキーは行かない!と反対していたんです。
ところが、スキーだけじゃなくて、1泊してさあ~、温泉入ってさあ~、旨い酒飲んでさあ~、楽しいと思うけどなあ~。
という話になったとたんに日本人としての幸せセンサーが反応し始めて、焼肉とビールの勢いも手伝って、行きます!と意思表示をしたのでした。
行き先は、白樺リゾート、池の平ホテル。
1日目はスキーの上手い人にしっかり教えてもらって、10年前に行ったときのかすかな記憶を体が覚えていてくれたこともあって、転けつつも、緩やかな斜面ならなんとかコントロールできて楽しさを感じることができるようになりました。
さて、スキーはもちろん面白かったのですが、お楽しみはこれからです。
くたくたに疲れた状態で温泉へ。
温泉の湯に入ると、ガチガチに凝った筋肉、関節が溶けていくように心地良く湯の温かさに包まれます。
まー、何ともいえない程いい湯でした。これから帰らなくてもいい、というのが開放感をさらに高めてくれます。
さらに、湯浴み着を着ることで、洞窟風呂と露天風呂へも行くことができます。洞窟風呂にはジェットバスもあり、 スキーブーツに押し込められていた足裏に、このジェットがまた素晴らしくツボを押さえた状態で吹き出ていて、疲れは一気に吹っ飛びました。
そして、夕食はバイキングです。
ここのバイキングでは、目の前でいろんな料理を実演調理してもらえます。
お寿司コーナー。
「エンガワ下さーい」
目の前で網焼き。
天ぷらも揚げてくれますよ~。サクサクしてておいしかったぁ。
ナンも焼いてくれます。
楽しいバイキングです。
デザートもいただきましょう。
食後には、腹ごなしに卓球なんかもして、何とも正しい日本の旅館生活を送ったのでした。
そして、去年に引き続き今年も行ってきましたが、来年以降も定例会ということで行きたい場所です。
こちらは2週間前に行った野沢温泉スキー場。
いい天気にめぐまれ、素晴らしい雪質でした。
野沢温泉村はこじんまりとしていて、林間コースから山間に見える村はとても美しかったです。
温泉もよかったです。
外湯めぐりでも有名な温泉地ですが、ここの温泉は本当にいい湯で、体の芯までぽかぽかあたたまりました。
たま~にめちゃめちゃ熱い外湯もあって、1分も入っていられない所もありました。でも、短時間で体が本当に暖かくなるので不思議です。
スキーよし、温泉よし。
冬の楽しみが増えました。
と、いうわけで、めでたく?オーストリア旅行記再開です。
シャーフベルク山山頂まで登山列車に乗って。
サウンドオブミュージックの映画ではマリアが子供たちとピクニックに行く時に登場しました。
機関車は客車を後ろからシュッポ、シュッポと押していきます。
なぜなら、万が一連結が外れてしまった時に客車がジェットコースター状態にならないため。
通常はオイルエンジンの機関車ですが、たまたま、昔ながらの蒸気機関車に乗車することができました。
運転席では機関士さんがせっせと石炭をくべていました。
途中で給水をしながら、急勾配の斜面を登っていきます。
車窓からはピクニックをしている人もちらほら。
体力に自信がなくても、時間さえあれば、登りは列車で、帰りはゆっくりと眼下に広がる丘と湖を眺めながらのピクニックも楽しめそうです。
もうすぐ山頂。
ちょっと俯き加減な機関車は、はぁ~疲れたぜぃ、と愛嬌ありです。
機関車さん、おつかれさまでした。
傾いているのは急勾配でボイラーの水面を水平にして性能が最大限に発揮できるようにだそうです。
ほとんどの乗客は山頂のロッジへ向かいます。
山頂まで、てくてく。
景色を楽しみながら、お昼ごはん。
まずはビール。
シャーフベルク山、ウォルフガング湖に乾杯。
パンケーキ入りレバースープ。
豚肉グリルのキノコソースがけ。
肉いっぱいの盛り合わせ。
揚げたウインナーがタコさんになってました。
周りに点在する湖を一望することができます。
飲んで、食べて、景色見て、ゆっくり楽しみ、再び下山です。
帰りの列車は、山頂到着後に窓口で時間指定をして整理券をもらう仕組みになっています。
オーストリア、いい国です。
(つづく)
]]>
中国の薬膳スープで、フカヒレ、アワビ、冬虫夏草などなどの高級食材を蒸し煮にしたスープです。
一度、台北で食べたことがありますが、お値段は3人前で約1万円。
プルプルのフカヒレや、うま味あふれるアワビ、スープにはいろいろな素材のエキスが染み出ていて奥の深いおいしさを味わえました。
そんなエキスが濃縮されたスープはコラーゲンがたっぷりだったからなのか、油断していると上唇と下唇が接着されます(笑)
どうしておもむろにぶっとびスープかと申しますと、
パソコンのデータがぶっとんじゃいました。
そろそろバックアップとらないとなあ、と思っていた矢先の出来事でした。
今までの写真データもパ~ッと逝ってしまった訳で(泣)
みなさま、「そろそろ」は突然に「いつのまにやら」に変わります。
そろそろは計画的に片付けていきましょう。
]]>ホールのロビーにはカラフルな壁画。
モーツァルト劇場。音楽祭の準備が進められていました。
祝祭劇場は一部が岩盤をくりぬいて出来ていて、奥の壁には地層がはっきりと見ることが出来ます。
世界最大級といわれる大ホールはリハーサル中で、指揮者からNGが出たため、残念ながら中に入ることが出来ませんでした。
が、こちらは入ることが出来ました。
フェルゼンライトシューレ。
サウンドオブミュージックの映画でザルツブルク音楽祭会場として使用されました。
エーデルワイスが観客も巻き込んで歌われたシーンは感動的でした。
このホールは岩盤がくりぬかれて作られているのがよく分かります。
屋外と室内が調和した面白いホールです。
オフシーズンは雨ざらしになってしまうけれど、どうするんだろう?と思ったら、その時には前の観客席が床ごと立ち上がって、屋内部分の蓋になるそうです。
おもしろいですねえ。
さて、3日間のザルツブルクを満喫して、次の目的地へ。
湖と山々が広がるザルツカンマーグート地方にやってきました。
バスを乗り継いで2時間弱、ザルツブルクに劣らず、こちらもサウンドオブミュージックの世界そのままの美しい景色が!と開放感に浸ろうと思った矢先にプチ事件がありました。
バスが目的地に到着して降りる時に、「大きい荷物がトランクにあるからね」と運転手に伝えて、トランクを開けた瞬間。
ブロロ・・・
ん?
ブーーーーーン
え~~~っ!
バスはスピードを上げ、全開になったトランクのドアを水平に延ばしたまま行ってしまいました。
我々の荷物も心配ながら、トランクのドアが凶器と化して、その辺の標識にぶつかったり、通行人を切り刻んだりしたらどうしよう?など、訳の分からんことまで考えながら無我夢中で100mほどダッシュしたところで、ようやく異変に気付いたバスが止まってくれました。
はっきりと伝えなかったのが悪かったみたいですね。
気を取り直して、辺りを見回すと目的の乗り物がありました!
(つづく)
]]>
お城から見える街並み。
視界の中にザルツブルクの街で主だった観光地のすべてが入ってきます。
言葉を裏返すと、街のいたるところからお城が見えるということです。
こちらは旧市街の反対側。
緑が広がるのどかな光景です。
彼方の山々の向こう側には、森と湖と花畑が広がるザルツカン・マーグート地方があります。
午前中にツアーで訪れたトラップ一家の舞台、レオプロツクロン城も見えます。
お城の中庭では舞台の練習中でした。
衣装なしでも迫力満点です。
お城の後は大聖堂へ。
内部にはヨーロッパ最大級と言われるパイプオルガンがあります。
高いドーム天井を見ていると吸い込まれていくような錯覚を覚えます。
こちらはノンベルク修道院。
サウンドオブミュージックで映画の主人公マリアはもちろん実在したマリアも身を置いていた修道院です。
この門からはマリアが家庭教師先へ旅立って行ったり、修道院へ戻ってしまったマリアを子供達が迎えに来たり、そして、トラップ一家をナチの軍隊が追ってきて、最後には修道女がちょっとお茶目な一面を見せてくれた場所でもありました。
モーツァルト小橋。
子供達とマリアが向こうからバーッと走ってきましたね。
夕食は例のガイドさんがお薦めしてくれたビアホール、アウグスティナー・ブロイへ。
修道院の僧侶達が創設した醸造所です。
ビアマグは自分の気に入ったサイズを選んで。
かんぱーい。
シュニッツェルや野菜のマリネ、ウインナーどれも美味しかったです。
ビールがまた美味い!
甘口でクリーミーでグビグビいけます。
日本では糖質オフのビールなんかもありますが、それとは全く逆行して糖質たっぷり。
ビールがこぼれた跡の床を踏むとベタベタです。
こちらはジャガイモ団子と大根のカツラ剥き風。
ビールのつまみにとってもいい感じ。
遠慮して小さめのマグカップにしたので、もう一杯。
ビールを注いでもらうサーバーの前にはたくさんの幸せなヨッパライたちが列を作ります。
たっぷりと注いでもらうマグからはビールがこぼれて床はベッタベタです(笑)
ヨッパライのリズムというか、ここにお代わりをもらいに来る人の歩調は独特で、何故か皆少し前傾姿勢。
くっさめ自らそのポジションをとりながらも、多くのヨッパライたちを眺めて、「酔っ払いスタスタ歩いて何でかちょい前傾姿勢の法則」を改めて体感しました。
こうしてザルツブルク最後の贅沢な夜は更けていきました。
(つづく)
]]>年が明けても相変わらず酷暑のヨーロッパのお話ですがお付き合い願います。
4日目はザルツブルク発のサウンドオブミュージック現地ツアー参加です。
バスの側面は一面がサウンドオブミュージック。
レオポルツクロン城。
トラップ一家の暮らす邸宅として登場しました。
この写真の右奥辺りからマリア先生が修道院から帰ってきたんですねえ。
現在は私有地のため池の反対側からの見学となります。
池の向こうには、映画のシーンで何度も背景に出てきた山も見えます。
車窓からの並木道。
マリアが家庭教師先へ始めて向かう途中にカバンを振り回しながら♪自信を持って♪を歌ってました。
黄色い建物はトラップ邸の正面側の建物として使われました。
正面と裏側で建物が違ったんですね。でも、この辺の事情は知ってしまうと映画の世界観が崩れてしまうので、ちょっとビミョーな感じもします。
ヘルブルン宮殿内に移設されたガラスの家。
♪アイアムシックスティーン、ゴーインオンセブンティーン♪です。
ザルツブルクから遠出をしてザンクト・ギルケンの町へ。
ウォルフガング湖沿いの可愛らしいこの町は、映画の清々しいオープニングに登場しました。
モーツァルトの母親の生まれた町でもあります。
モントゼーにある教会はマリアとトラップ大佐の結婚式の舞台になりました。
モントゼー入口の並木道では、子供達が木登りをして遊ぶシーンが撮影されました。
メインストリート沿いにはカラフルな建物が並んでいて、強い日差しにとても映えます。
♪私のお気に入り♪にちなんでアップル・ステューデル。
熱々のパイ生地に冷たいアイスを絡めて。
とても幸せ。
ビールも美味い。
ツアー中のバスの車内では、要所要所で映画の曲が流されて雰囲気を盛り上げます。
乗客は世界各国からのサウンドオブミュージック大好きな人々ということで、おなじみの曲をみんなで楽しく口ずさんでました。
ザルツブルクへ戻り、最後はミラベル庭園で解散。
ドレミの歌の世界が広がります。
この緑の回廊を子供達とマリアがダーって走り抜けていくシーンがとても好きです。
このシーンも好き。
歌のフィナーレ。
奥にはちょうどホーエンザルツブルク城が見えて、見事な借景になっています。
(つづく)
]]>まず向かったのはモーツァルトの生家。
ウィーン~ザルツブルク間の列車でよきアドバイスをくださった、日本人の現地ガイドさんの仕事風景を拝見するためです。
朝9時にモーツァルトの生家にいるということで、行ってみると日本のツアー旅行者の方がたくさんみえて、すぐにお会いできるかな~と思いましたが、あたりを見回しても姿が見えません。
おかしいなぁと思っていると、相方が「あの人と違う?」と指をさした先に、グレーのスーツに身を包み、背筋よく立って片手を優雅に挙げながら建物の説明をしているガイドさんの姿がありました。
その前にお会いした時は、暑い列車内で「ホンマに暑いでんなあ~」と扇子をバタバタさせていたので、そのイメージでガイドさんを探していましたが、流石に仕事モードだったようです。
結局、声をかけるタイミングを逃してしまい残念なことをしました。
ひょっとしてガイドさんは気付いてたのかもなあ。
こちらは、モーツァルトが実際に暮らしていた頃の面影を最も残しているといわれている薄暗い台所。家族が一同に暮らす部屋も本当に小さかったそうで、天才作曲家も幼少時代はこの狭い家が悩みの種だったようです。
演奏旅行先から家に帰るのに際して、「あの狭い家に帰るのが憂鬱です」と手紙に書いたこともあるとか。
さあ、いよいよサウンドオブミュージックの世界です。
馬洗い池。
マリアが子供達とピクニックへ行く時に走り抜けた場所です。
♪私のお気に入り
が流れてきますねぇ~。
お昼には現地ガイドさんお薦めのバルカン・グリルでホットドック。
うまい!
もちろん、おビールも一緒に。
ホットドックをペロリと平らげる⇒ビールまだ残ってる⇒ビールのみを飲むのはもったいない!
ということで、
さらにガイドさんお薦めの屋台でソーセージを追加。
わっはっはー。
食後はメンヒスベルクの丘へ。
ドレミの歌♪ですね。
ソードーラーファーミードーレーの丘です。
重なり合う教会の塔と、その上に優雅な姿を見せてくれるホーエンザルツブルク城の景色がとても素晴らしいです。
ザルツァッハ川沿いの町並みも素晴らしい。
ますますこの街が好きになりました。
街のいろいろな場所から見えるホーエンザルツブルク城も、どの場所でも周りの景色に溶け込んでいて全く飽きさせません。
ザルツブルクカードで乗船できるザルツァッハ川クルーズに参加しましたが、あまりの暑さに船内はビニールハウス状態でこれはちょっと失敗しました。
こちらは、新市街にあるモーツァルトの住居。
オーディオガイドホンを借りてモーツァルトゆかりの展示をゆっくり楽しむことができます。
展示としては生家よりも充実している気がしました。
話はモーツァルトから再びサウンドオブミュージックへ。
修道院を出たマリアが不安を抱えたまま家庭教師先に向かう一場面に出てきたレジデンツ広場の噴水。
自信を持って♪
映画のラストで緊張感溢れる場面の舞台となったザンクトペーター教会。
実際の映画ではセットだったそうです。
本日の観光の締めくくりはマリオネット劇場へ。
演目はモーツァルトの「魔笛」。
演奏は録音ですが、人形の動きがとてもコミカルで、劇の内容が直感的に分かってよかったです。
劇場内に展示されている氷の女王。
他にもザルツブルク人形劇団の昭和30年当時の日本公演ポスターが飾られていたりしました。
〆はホテル屋上のバーで乾杯。
写真はありませんが、ライトアップされたホーエンザルツブルク城を眺め、夜風に吹かれながら飲むビールは最高でした。
ビール、ザルツブルク、人生に乾杯!
(次の乾杯へ続く)
]]>荻上直子監督の前作「かもめ食堂」を観て、すっかり荻上ワールドにはまりました。
かもめ食堂といえば、日本人のソウルフード、おにぎりですが、この映画を観て以来、おにぎりを握って会社に行くことが多くなりました。
さて、「めがね」ですが、驚くほど映画の中で何事も起こりません。
登場人物の素性もよく分からないまま映画の最後を迎えます。
あくびが出ます。
眠たくなります。
でもいつしか映画の世界に引き込まれて、その引き込まれた自分がとても自然な自分でいられます。
ハラハラ、ドキドキなアクション映画や、泣かせる映画では、映画に引き込まれても、それは非日常としてであって、どうしても普段の自分とは感情に不連続さがあります。もちろん、それも好きなんですが、また違った心地よさを感じることができました。
「めがね」を観始めて退屈だなあ、と思っている間は、映画の中に流れている波長と、常に何か結果を求めがちな自分の波長とが全く合わないのですが、何も残らないけれど何かある気がする「めがね」の世界の波長に吸い込まれる頃には、心地よく「たそがれ」ていました。
映画の最後では少し笑っちゃうけど、笑ってるはずが泣けてくる、そんな変な感じも味わいました。
そして、何よりもこの映画でよかったのは、ビールを美味しく飲んでいるシーンが多かったこと、だったりするのは、私、どうかしているのかもしれません。
]]>
この街は今回の旅行のいわばメインディッシュ。
映画サウンド・オブ・ミュージックの舞台となったザルツブルクには3泊して、周辺のザルツカンマーグート地方もつまみ食いしていく予定です。
ザルツブルクに到着すると夕方。
この街のシンボル、ホーエンザルツブルク城は夕焼けに染まっていました。
ホテルの窓からお城を望むことができて、料金も2泊分で3日泊できる特典を利用できたので、安く快適に過ごすことができました。
この日の夕食はビアレストランへ。
チキンサラダと、
チキン1/2羽フライ。
レモンを絞って、ビールと一緒に。
ビールの写真を撮り忘れていましたが、頂いた銘柄はStieglとEdelweiss。
特にEdelweissが美味しかったです。
吸い込まれそうに綺麗な琥珀色をしていて、爽やかな酸味が花の香りを思い出させます。
味もしっかりしていて、すっかりこのビールの虜になりました。
デザートはザルツブルガーノッケール。
ふわふわのスフレで、ザルツブルク周辺の山をイメージしたこんもりとそびえ立つ名物料理です。
旅行の下調べでは甘すぎるし量が多すぎる、ということであまり評判がよくありませんでしたが、入ったレストランが1人前から注文できる所だったので、チャレンジしてみました。
口に入れると香ばしい香りが広がったかと思うと、すぐに口の中で溶けてしまって幸せな甘みが残ります。
1人前を2人でシェアしてちょうど適量で、美味しくいただくことができて試してみてよかったです。
夜のザルツァッハ川
(つづく)
]]>そうです。
くっさめ大好き、じゃがいもです。
アンデス産を品種改良したものだそうで、以前からスーパーで見かけてはいましたが、ちょいとお高いので眺めるだけ。
味は栗やサツマイモのように濃厚なところが売りだそうで、いつか食べてみたいなあと思っていたところ、先日、オツトメ品コーナーに置いてあったので購入してみました。
アンデス原産ということで、以前のペルー旅行記で少しだけご紹介したロモ・サルタードを作ってみました。
レシピは意外ですが醤油のキッコーマン提供。
まずは「インカのめざめ」を油で揚げてフライドポテトに。
揚げながらのつまみ食いも楽しいものです。
でも食べ過ぎるとお腹いっぱいになるので要注意です。
牛肉を炒め、そこへ胡椒、ニンニク、クミンパウダーを加え、さらに玉ねぎ、トマト、ピーマンを加えます。
このクミンパウダーがポイントのようで、作り始めた時は本当に出来るのかなあ、と半信半疑でしたが、クミンを入れた瞬間に懐かしいペルーの記憶がスイッチオンされました。
さらに揚げておいたジャガイモを加えて、塩、醤油、酢で味を調えて出来上がり。
玉ねぎ⇒紫玉ねぎ
ピーマン⇒カラーピーマン
の方が本格的になりますが、お家の調味料でも結構やるもんです。
アンデス民謡、フォルクローレを聴きながらいただきました。
たまにはこんな企画も楽しいですね。
]]>